神戸福祉車両体感ギャラリー館は
どんなお店でしょうか?

こちらの店舗は、昨年2024年の5月にオープンしました。それまで関西には福祉車両を多く取り扱う店舗がなかったため、お客さまからお困りの声をいただいたことから作られました。お客さまにとって一番大切な “クルマを体感する” ことができ、専門スタッフからのアドバイスのもと、全タイプの福祉車両から選べる関西唯一の店舗です。
お客さまのご相談を受けながらご要望にお答えするスタッフは3名体制で、日々専門知識とスキルの向上に努めています。ご来店のお客さまは、最近ですと、やはり体に障がいのある方がいらっしゃるご家庭の方が多い印象です。車いすの買い替えに伴って、クルマも買い替えを検討しているというお話をよく伺います。


商談の際に心がけている事や
工夫されていることはありますか?

お客さまによって抱えていらっしゃる事情が異なりますので、福祉車両の標準装備品だけですべての方に完全にご満足をいただけることはないと考えています。そこで、私たち専門スタッフがもっと使いやすくなるオプションや組み合わせをご提案します。例えば、乗車時の車いすの留め方を工夫することで、同じ装備品でも違った便利さが生まれることなどをアドバイスしています。
また、はじめはラインアップがわかりやすいように展示車を並べていたのですが、実際に障がいのあるお客さまやご高齢のお客さまがご来店されるようになると、体温調節が難しいという問題があることに気がつきました。そのため、なるべく屋外ではなくショールームの中でご検討をしていただけるよう、事前にご要望のあった車種を毎回ショールームの中へ入れ、お話に上がった車種はそのたびに入れ替えるようにしています。


お客さまとのコミュニケーションの中で、
印象的なエピソードなどはありますか?

車いすのお子さまと、ご兄弟に知的障がいのあるお子さまがいるご家族の商談時のお話です。事前に購入車種を決めてご来店をされていたのですが、ご兄弟から目を離さなくても車いすのお子さまの介助ができるタイプ(車いすのままリフトで乗降できるタイプ)の提案をしたところ、「こんなに楽なんだ!」と即決していただいたことがあり、専門知識がお役に立ったことを実感しました。
障がいやご病気などデリケートなお話も、心からお客さまに寄り添うことで、より詳しいお話を伺うことができ、より良い提案に繋がっていくと思います。
また、専門スタッフにもそれぞれ役割がありますが、特にご両親の商談中には、女性スタッフがお子さまの対応をするように心がけています。ご商談で何度もお会いしているうちに、スタッフがお子さまと打ち解けて仲睦まじく過ごしていたり、お子さまからお手紙をいただいたりしていて、こちらも胸が熱くなることがあります。


最後に神戸福祉車両体感ギャラリー館からの
メッセージをお願いします!

現在は、障がいをお持ちのお子さまの介助目的の方のご来店が多いですが、ご高齢の方にもっと福祉車両を知っていただきたいです。福祉車両というと車いすのまま乗降するクルマのイメージが強いですが、例えば、シートが電動で昇降して車外に出てくる「スライドアップシート」など、ご高齢の方の生活に取り入れるだけで利便性が大きく上がる車種もあります。こうした、まだあまり浸透していない便利さを、もっと知っていただければと思います。ぜひお気軽にご相談ください!