機能・装備
標準装備
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全自動リフター
リモコン操作のみで、簡単に車いすを乗せられます。リフターの動きも滑らかで音も静か。車いすの方も安心してご利用いただけます〈昇降能力200kg〉。
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車いす固定装置(電動式/車いす固定スイッチ押し忘れ警告音*付)
車いすの後方から、フックを左右2カ所にかけるだけで、スイッチ操作でスピーディにしっかりと固定。車いす固定スイッチの押し忘れがないよう警告音が鳴ります。
操作方法はこちらをご参照ください。 -
車いす用ELR付3点式シートベルト
装着方法は、下記の「シートベルトの着用方法」をご参照ください。
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車いす固定用ベルト(車いすを収納した状態)
車いすを収納できるスペースを設けました。車いすが倒れないように固定するベルトです。
※車いす4名仕様は収納方法が異なります。収納方法は車両の取扱説明書をご参照ください。
Photo:車いす2名仕様/車いす1+1名仕様
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*車いす固定スイッチ押し忘れ警告音
固定装置右側のフックを持ち上げると警告音が鳴りはじめ、固定スイッチを押すまで警告音が鳴り続けます。
車いすの固定操作が行われるまでの間、警告音により車いすの固定操作が行われていないことへの注意喚起であり、車いすの固定を保証するものではありません。正しい固定方法で介助者の方が確実に車いすを固定してください。 -
シートベルトの着用方法
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肩と腰のベルトはそれぞれ装着してください。
①腰ベルトをとめてから
②肩ベルトをかけます。
シートベルトの受けの位置がそれぞれ異なります。シートベルトの着用時の注意
シートベルトは車いすの座面横またはアームレスト下の隙間を通して、腰骨のできるだけ低い位置にぴったりと着用します。
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バックドア乗降グリップ
バックドアからの乗り降りに便利です。
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バックドアアシストベルト/夜間照明灯(2灯)
バックドアを閉めるときに便利なストラップと、夜間のリフター操作を明るく照らす夜間照明灯(LED式)をバックドア内側に2灯装備。
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マップランプ
運転席の手元を照らしてくれます。運行日誌の記入に便利です。
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リヤクーラー後席個別吹出し
各座席の上からクーラーの風が出てきます。
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リヤヒーター
ボディサイドに装着されます。
Photo:車いす1+1名仕様
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リヤヒーターコントローラー
チェアキャブは運転席から操作しやすいように運転席側サイドトリム上部に装着しています。
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専用シート地
後席は汚れがつきにくく、汚れを拭き取りやすい専用のシート地を使用しています。
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スライドサイドウインドウ
※運転席側のみ。
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ワンタッチオートスライドドア〈助手席側〉(挟み込み防止機構付)
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乗降グリップ(リヤ)
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アシストグリップ(左右窓上ルーフサイド・6個)
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オートステップ
スライドドアの開閉に連動したステップです。運転席のスイッチでON/OFFの切替えが可能です。〈耐荷重:110kg〉
Photo:車いす2名仕様
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※数値は参考値です。
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Photo:車いす1+1名仕様
乗降用手すり(スライドドア前側・グリップパイプ一体)(スライドドア後側)
スライドドアからの乗り降りと車内の移動をサポートします。視認性の良いオレンジ色のソフトタッチのグリップカバー付き。
※車いす4名仕様は、乗降用手すり(スライドドア後側)がNMC扱いオプションとなります。
チェアキャブ 車いす4名仕様専用
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展開時
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格納時
格納フロア(折りたたみ式フロア)
車いすの方4名を乗せる時は展開してフロアを平らにします。格納するとスライドドアからの乗り降りがしやすくなります。
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使用時
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折りたたみ時
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収納時(着座できません)
サード脱着式補助席
取り外しができる補助席です。リクライニングタイプの車いすを乗せるなど、送迎の状況に合わせて取り外し、右側リフターカバーの上に収納できます。
車いす乗車のイメージは「7名乗り(大きな車いす3名+4名モード)」をご参照ください。
ボディカラー/内装
ボディカラー
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ホワイト〈#QM1〉
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ブリリアントシルバー(M)〈#K23〉
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ダークメタルグレー(M)〈#KAD〉
●(M)はメタリックの略です。●内装色は、すべてブラック〈G〉となります。
※ボディカラーは、表示する画面の関係で実際の色と異なって見える場合があります。
内装
操作方法

※本動画は、当該車両と一部仕様が異なります。
全自動リフター(車いすを乗せる場合)
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車いすをリフターのプラットホームに乗せ、ブレーキをかけ、車いすを固定装置で固定します。
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リモコンの「入」ボタンを押すとフラッパーが自動的に起きあがり、リフターが上昇を開始します。
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リフターは、全自動で車内に格納されます。フラッパーを前に倒すことができるので、バックドアからの乗り降りが容易です。
車いす固定フックのかけ方
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車いす固定フック一体状態で固定
車いすのフレームが交差する部分左右2カ所にかけます。
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車いす固定フック分離の仕方
フックの右側についているボタンを押すと簡単に分離できます。
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車いす固定フックを分離して固定
車いす固定フックを分離させ、車いすの前後のフレーム部分左右2カ所にかけます。
車いす固定装置
写真は乗車時を再現しています。正しい取り扱い方法については車両の取扱説明書をご参照ください。なお、車いすによっては、車いす固定装置で固定できない場合があります。その際は、NMC扱いディーラーオプションの「特殊車いす固定ベルト」をご使用願います。
車いす固定フック一体状態で固定する(例:標準型車いすなど)
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①車いすが固定装置の中央になる位置に乗せ、ブレーキをかけます。
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②車いす固定フックを持ち上げます。
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③車いすフレームが交差する部分左右2カ所に車いす固定フックをかけます。
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④スイッチを1回押すだけでしっかり固定できます。
車いす固定フックを分離して固定する(例:特殊フレーム型車いすなど)
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①車いすが固定装置の中央になる位置に乗せ、ブレーキをかけます。
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②車いす固定フックを持ち上げます。
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③車いす固定フックを分離します。
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④車いす前後のフレーム部分左右2カ所に車いす固定フックをかけます。
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⑤スイッチを1回押すだけでしっかり固定できます。
前側は車いす固定フックで固定、後側は手動固定ベルトで固定する(例:リクライニングタイプ車いすなど)
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①車いす固定フックをあらかじめ分離して、車いす固定装置に格納しておきます。
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②車いすが固定装置の中央になるように乗せ、手動固定ベルトで車いす後側を固定します。
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③車いす右前側に分離した車いす固定フックをかけます。
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④左前側も同様に分離した車いす固定フックをかけます。
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⑤スイッチを1回押すだけでしっかり固定できます。
※リフター上のアンカープレートは、特殊車いす固定ベルトとセットでNMC扱いディーラーオプションです。
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車いす固定位置の目安
車いす後輪の接地面をオレンジの三角マーキングに合わせます。
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※車いす固定に使用する手動固定ベルトについて
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手動固定ベルトはNMC扱いディーラーオプションの「特殊車いす固定ベルト」を使用願います。ベルトは固定用に1脚分(ベルト4本)となります。
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ストレッチャー固定装置
NMC扱いオプション
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ストレッチャーを乗せる方法は、車いすと同様になります。
※ストレッチャーの正しい取り扱い方法については、車両の取扱説明書をご参照ください。
前側に固定(車いすとストレッチャーを同時に乗せる場合)(車いす2名仕様)
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①セカンドシートの背もたれを前に倒します。
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②背もたれに付いているキャッチャーにストレッチャー本体のローラーを押し当てます。
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③ストレッチャーの車輪のブレーキをかけ、ストレッチャー下のパイプに車いす固定装置のフックをかけて、固定スイッチを押して固定します。
リフター上に固定(チェアキャブ全車)
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Photo:車いす2名仕様
①車いす1+1名仕様の場合はサードシートの背もたれを前に倒します。
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②ホルダーを持ってストレッチャー固定装置を起こします。
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③ストレッチャーのフレームを前側のキャッチャーに押し当てます。
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④ホルダーのハンドルを前方に押して後側のキャッチャーを開き、ストレッチャーのフレームをセットします。最後に、ストレッチャーの車輪のブレーキをかけます。
車いす固定装置操作スイッチの位置
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利用者には触れにくく、介助する方には操作しやすい位置に設置しました。
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12セカンド位置固定スイッチ
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3前側(サード位置)固定スイッチ
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4リフター上固定スイッチ
寸法
全自動リフターの寸法について
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※アンカープレートは、特殊車いす固定ベルトとセットでNMC扱いディーラーオプションです。
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1プラットホーム長さ1205mm
2プラットホーム幅765mm(車いす用手すり装着車は幅725mm となります。)
3通路幅寸法700mm
※各寸法値はメーカー設計値であり参考値です。(単位:mm)
ご検討にあたってご留意いただきたい点
車いす乗車の目安について
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※車いすの形状などによっては、乗車できない場合がありますので、事前にデモカーでご確認されることをおすすめします。
リフターに車いすを乗せる時 ※お使いになる車いすの寸法をご確認ください。
- ●現在使用されている車いすがプラットホーム内に納まり、フラッパーがロックできる寸法かご確認ください。
- ●車いすのフットサポートがプラットホームや前側フラッパーとぶつからないかご確認ください。
- ●乗車時には、足をフットサポートに乗せてください。
リフターを上昇させ、室内に車いすを入れる時 ※車いすに乗った状態での頭までの高さをご確認ください。
- ●リフター昇降中に、車いすが車体などとぶつからないかご確認ください。
- ●バックドア開口部の高さは1465mm です。地面から車いすの方の頭の高さまでをご確認ください。
- ●室内高さは1480mmです。乗車中に頭上スペースをご確認ください。
- ●リフター操作の際は、車いすのブレーキを必ずかけて、プラットホーム上のフラッパーがロックしていることを確認してください。ロックしていないとリフターは動きません。
- ●安全のため各操作は介助者が確実に行ってください。
車いす乗車時
- [車いす4名仕様]
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※必ず格納フロア(折りたたみ式フロア)を展開してから車いすを乗車させてください。
- 1. 車いすの乗車順序は、1234の順となります。
- 2. 12の車いすが乗車した後に、サードシート、フォース(4列目)シートへ乗車することは、通路が狭く大変困難です。2の車いすが乗車する前に、シートに乗車してください。
- 3. リクライニングタイプの車いすを乗車させる場合は、サード補助席を取り外し、収納してから乗車してください。
- [車いす1+1名仕様]
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- *車いす4名仕様の3サード位置と同サイズの車いすが乗車可能ですが、足元スペースを狭く感じることがあります。
その他
- ●オートステップは、地面との距離が近くなっているため、縁石や段差の大きな場所や不整地路等では、路面等と干渉する場合があります。
車いす乗車時の足元スペースイメージ(車いすの長さ973mm)
車いす4名仕様
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Aセカンド位置車いす
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Bセカンド位置とサード位置の間
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Cサード位置とリフター上の間
車いす1+1名仕様
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Bサード位置車いす*
*車いす4 名仕様の3サード位置と同サイズの車いすが乗車可能ですが、足元スペースを狭く感じることがあります。
ストレッチャー乗車の目安について
(リフター上固定装置を使用した場合)
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※NMC扱いのストレッチャー固定装置で固定可能なストレッチャーのサイズです。車いす2名仕様のストレッチャー前側固定(車いす1名+ストレッチャー1名+6名モード)は、専用ストレッチャー以外は固定できません。
※ストレッチャーの形状などによっては乗車できない場合がありますので、事前にデモカーでご確認されることをおすすめします。
※1 【S11】ストレッチャーリフター上固定装置により固定される位置です。
※2 マット部は除く