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こんなときどうするの?【お泊り・入浴編】お年寄りとホテル・旅館に泊まるには?

1.宿泊予約で気をつけるポイント

○部屋について

①洋室か和室か?
和室のときは、トイレが和式か洋式かも確認しましょう。和式トイレしかない場合、同行されるお年寄りの状態で判断しましょう。

②ベッドか布団か?
和室でも、布団ではなくベッドの場合もあります。部屋の種類を選べるなら、介助の必要度などによって選択しましょう。

ベッドのイラスト

○食事について

①食事付の場合は、食事が部屋内か指定の場所かを確認しましょう。畳の宴会場などでは、和室用のいすなどを貸してもらえることがあります。

②食事のメニューに関して、「柔らかい物しか食べられない」、「食べやすく刻んでほしい」、「塩分を控えてほしい」などの希望があれば、予約時に伝えておきます。予約時に気持ちよく対応してくれないようなら、他のホテル・旅館を考えてみてもよいでしょう。
どこへ行く?[お食事]」では、メニューの相談に応じてくれるホテル直営のレストランもご紹介しています。

食事のイラスト

○入浴について

お風呂は大浴場か、部屋に個浴もあるか、途中の階段や浴場内で移動が難しい場合の対応策があるかどうかなどを宿泊施設と相談しましょう。

○宿泊施設自体について

宿泊施設のバリアフリー化についてはインターネットで情報収集ができます。

■全国車いす宿泊ガイド
(社団法人全国脊髄損傷者連合会)
全国の宿泊施設のバリアフリー対応内容が、詳しく紹介されています。

■全国バリアフリーマップ「ピクニック」
カテゴリー「Stay 泊まる」
全国の宿泊施設をエリアごとに絞って探すことができます、気になるバリアフリー設備のポイントに絞った検索も可能です。

バリアフリー化など多少設備に難があっても、スタッフの気持ちのよいサポートがあれば乗り切れます。必ず直接電話で話してみましょう。電話にでた担当の対応で、判断することができると思います。

2.お出かけ前に気をつけるポイント

○体調管理をして、気になることは事前に医師に相談を

①お泊りを楽しむために、体調管理に気を配りましょう。お出かけする日が近くなってきたら、なれないことはしないなど疲れをためないこともポイントです。

②病気や体調に不安があれば、事前に主治医に宿泊することを相談しましょう。持参したほうがよい薬や、万一体調が急変した場合の連絡方法などを聞いておくと、安心してお出かけが楽します。

3.宿泊や入浴時に気をつけるポイント

○宿泊施設での注意

①施設内をいつものつもりで歩いていると、床の材質の違いにより、滑ってしまうこともあります。滑りやすそうな場所に気付いたら、慎重に歩きましょう。付き添う方が傍らを一緒に歩くことで、お年寄りの歩幅も調整できます。

②施設までの道にぬかるんでいるところがあった場合などは、宿泊施設に入る前に、靴や杖の接地面を拭いてもらいましょう。滑りを防止できます。

③混雑した施設内では接触が起こる場合があります。足腰が丈夫でない方や車いすの方は避けきれないので付き添う方が目を配りましょう。特に子供連れや酔った方とすれ違う時には注意する必要があります。

④大きなホテルや旅館では部屋を出てから戻るとき、迷う可能性もあります。不安がある場合は、必ず付き添うことをお勧めします。

○入浴時の注意

①大浴場では、石鹸水などで足を滑らせないように注意が必要です。また、浴槽の湯温が高すぎないか、入る前に手を入れて確かめましょう。

②個室のお風呂が洋式バスタブの場合、ひとりでは起き上がれなくなることもあります。入浴中は必ず、声の聞こえるところで待機して、ときどき付き添う方からも声をかけましょう。

③バリアフリーに力を入れている施設では、シャワーチェア(浴室用の背もたれ付のいす)を用意しているところもあります。お風呂の備品で気になるものがあれば、尋ねてみましょう。

やわらかシャワーチェアU型

やわらかシャワーチェアU型
写真:株式会社リッチェル

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