お客様の声(2)

スポーツ観戦、旅行、ショッピングへ。息子の行動範囲が大きく広がりました。鈴木祐司さん(神奈川県横浜市)セレナチェアキャブ スロープタイプ

脳性まひで四肢等に障がいがある、長男・崇吾しゅうごくん。新しく購入した、セレナチェアキャブ スロープタイプは、海やスポーツが大好きだという崇吾くんの行動範囲を大きく広げています。

うれしい成長が乗り替えのきっかけ

[リビングルーム]

リビングルームの隣には、四肢に障がいがある崇吾くんが、いつも家族のそばにいられるように、畳のスペースを用意した

暑さまっさかりの7月、サッカーJ1リーグ、横浜F・マリノスの勝利に沸き立つ日産スタジアムの一角に、目を輝かせる崇吾くんの姿があった。 この日、祐司さんは学生時代から続けている自身のサッカーの練習を終えた後、自宅に舞い戻り、今年1月に購入したセレナチェアキャブ スロープタイプに、崇吾くんと奥様の実恵さんを乗せ、日産スタジアムへと駆けつけた。祐司さんはスポーツマンだけに、選んだのはスポーティーモデルのハイウェイスター。「崇吾は、熱気溢れるスタジアムの雰囲気が大好きです」

崇吾くんは16歳、県立の養護学校高等部2年生。脳性まひで四肢と脳に障がいがあり、全介助が必要だ。

通学に関しては、学校の送迎バスを利用するため、週5日、近くの停留所まで実恵さんが車いすで送り迎えをする。「子どもはどんどんと大きくなります。当初はクラスでも小さいほうでしたが、高校に入る頃から急に身長も体重も増え始めました。それは親として、すごくうれしいのですが、坂道を上がるときなど、つらくなってきました」(実恵さん)。

それ以上に大変になったのが、自宅のクルマでの乗り降りだ。それまで乗っていたのはステージアの普通車。「崇吾は現在30kg。さすがに男の私でもきつくなってきました。そこで、以前から検討していた福祉車両に買い替える時期かなと考えました」

豊富な知識を生かして選択

福祉車両に関する知識は持っていた。養護学校にはマイカーの福祉車両を使って通学する生徒もいるので、さまざまな装置を実際に見ることもできるし、母親同士のランチの際にも、話題に上る。さらに、自動車メーカーのホームページを見たり、H.C.R.(国際福祉機器展)に行った際には、福祉車両にも触れてみた。そんな体験を踏まえて、最終的に選択したのが、セレナチェアキャブ スロープタイプだった。さまざまな車種、装置類から、同車を選んだ理由とは何だろうか?

[車いす固定]

セカンドシートでの車いす固定は、固定ベルトのフックを装着した後、ワイヤレスリモコンを使って行う。

「まずは、ミニバンにしようと考えました。旅行が好きでよく出かけますが、その際にはスーツケースをはじめ、どうしても荷物が多くなります。加えて車いすもある。セダンでは収納スペースに限りがあります」

さらに「毎年、夏休みには崇吾が好きな海を見たり、小さなサーフボードに乗って楽しむために沖縄に行くのですが、昨年は現地でスライドアップシート(昇降シート)のレンタカーを借り、実際に試してみました。崇吾の場合は、抱えて乗り降りさせることになるので、今後体重がさらに増えることを考えれば、車いすのまま乗降できるタイプがよいと考えました」

さらに学校の送迎車に付いているような、車いすを持ち上げるリフタータイプは、家庭用では大げさすぎると、スロープタイプにした。

かくして、セレナチェアキャブ スロープタイプにほぼ決定。確認の意味で、崇吾くんも同行し、昨年のH.C.R.の会場で、実際に試してみた。「スタッフの方が、親身になって説明してくださいました。試乗はしていませんでしたが、ホームページの動画を見て理解していたことと違いはありませんでした」

家族一緒の時間も増やす

[家族一緒]

美恵さんは崇吾くんの隣に座る

納車されてほぼ半年、実際の使い心地はいかがだろうか。「装置の操作も簡単でまったく問題はありません。ただ、障がい児は音に敏感な場合があります。バックドアの開閉には注意しているのですが、この車種にバックドアオートクロージャーを設置できないのが残念です」

春休みには、崇吾くんが好きな飛行機を見学しに浜松のエアーパークまでドライブした。その際に立ち寄ったサービスエリアでは、物珍しそうにセレナチェアキャブ スロープタイプを見る東南アジアの観光客に囲まれる体験もしたという。近くのショッピングセンターで買い物をするときなど「以前のクルマでは、乗り降りが面倒なので、簡単な買い物の場合には、主人と崇吾を家に残して、私ひとりで買い物に行くこともありましたが、今ではいつも家族一緒です」と実恵さんもにっこり。セレナチェアキャブ スロープタイプは、崇吾くんの行動範囲を広げるとともに、家族一緒の時間も増やしてくれたようです。

(取材:2013年7月/取材協力:神奈川日産自動車 R1東戸塚店)
※記事の内容は取材日現在のものです。現在販売している車種と一部仕様などが異なる場合がございます。
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スロープの出し入れがスムーズに行えるよう、カーポートには十分のスペースを用意した。「スロープの出し入れが手動というのは若干心配でしたが、電動タイプを使っている他のお母さんから『けっこう時間がかかってまどろっこしいわよ』と言われ、逆に手動タイプがよいかと思いました」(実恵さん)